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プログレ/HR、Macintoshと世間の流れとはちょっと違った視点での徒然語り
by t_maity
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バカ発見!

 何やらホリエモンが、ウエブでのむかつく書込みをTwitterのRTを使って「バカ発見!」ってやってるらしい。
 それに習って、この1週間ちょっとの間にiPad関連でむかついたバカ発見を披露してみたいと思います。
 まずは、GoogleのCEOエリック・シュミット。
 iPadの発表の数日後にiPadについてインタビューされた時に「大きな電話とタブレットの違いを教えてほしい。」とコメントを残している。
 それが、2月3日付のCnet japanで「グーグル、Chrome OS搭載タブレットのコンセプト画像を公開」という記事が載っていました。
 数枚の写真を見る限りは、CGで作られたコンセプトモックのようですが、何の事はないiPhoneやOS Xでやっていることのまるパクリですね。
 iPhone的なシングルページの画面の上に別ウインドウを重ねただけに見える統一感のない画像もあるくらいなので、UIがどのように動くのかを見せる映像などもあるようですが、どんなもんなんでしょうね?
 タブレットで使われるジェスチャーという手のシルエット画像もあるんですが、ほとんどiPhoneやMacBookのトラックパッドで使われているものとほとんどいっしょですね。
 iPnoneとは違うとばかりに、ソフトキーボードを移動できるようなフローティングスタイルにしてますが、こういうのはOS X 以前のOSについてましたね。オリジナリティーのかけらもないね。それにiPhoneの画面サイズじゃフローティングにしても意味ないしね。
 コンセプト映像を本当にやろうとしたら、画面サイズは17インチくらいは必要になるでしょうね。随分とでかいタブレットだね(笑)
 去年の8月までAppleの社外取締役だった人の会社でこんなのが作られてるなんて、どう考えてもおかしいんじゃないかな?
 Appleのまわりは、産業スパイだらけだね。
 まっ、リーマンショック以来の不景気で、Googleの理想とやらが消し飛んでから、恥も外聞も無くアンドロイドなんていうものを持ち出したあげくに、お次はChrome OSなんていうものまで始めるような会社だから何でもやるだろうな。
 堕ちた偶像ってやつだね。マイクロソフトと同じ、いやそれ以上にタチの悪いゲスなただの会社に成り下がったようだ。
 そこで、エリック・シュミットに一言進呈したい。
 「大きなアンドロイド携帯とタブレットの違いを教えてほしい。」
# by t_maity | 2010-02-07 02:10 | Macintosh

iPad



 日本時間1月28日午前3時、ここ1年以上、噂となっていたAppleのタブレット型コンピュータがスティーブ・ジョブズにより正式に発表された。
 発表の時間に寝過ごしてしまい、4時くらいに目が覚めてGizmodoの実況ページを見るとiPadを持って微笑むジョブズの写真が....
 その写真を見る限りは、iPhoneを大きくしただけのものに見える。
 実況の文章は飛ばして、写真だけを見ていくとiPhoneアプリと思しきゲーム画面が...
 iPhoneをただ大きくしただけのものならば、自分的には非常に残念なことであり意味のない発表だと思った。
 しかし、そのゲームの説明文を読むとiPhoneアプリは標準ではiPnoneとまったく同じサイズで表示される。つまり、iPadの画面の中央に小さく表示されるだけだ。
 全画面はダブルピクセルで行われる。つまり表示のエミュレーションのようなものか?
 ということは、かならずしもiPhoneのサイズを大きく下だけという訳ではないのか。
 そうこうしている間に朝になるとAppleのサイトにiPadのムービーがあげられた。
 iPadが動いているところを見ているうちに当初のガッカリ感が潮が引くように消えていき、「欲しい!」と思う気持ちがどんどん強くなっていった。
 たとえば、「フォトアルバム」。スライドショーが動いているところを見たら、たいていのメーカーのデジタルフォトフレームはもう終わったな。と思った。今までデジタルフォトフレームなんか全然興味なかったのだが、あのようなスライドショーが流れるのなら、さぞかし写真撮影が楽しくなるだろう。それに既存のデジタルフォトフレームと違って、Appleからいろいろなトランジ
ションが提供されるだろう。
 そして、写真の開き方が物凄い。写真を重ねたようなアイコンをピンチアウトすると、その写真の束がニューっと展開されるのだ。もうこれは、とても文章では説明できません。ぜひAppleのサイトでムービーを見ていただきたい。本当に感動しますよ!
 そして、噂どおりのデジタル書籍機能「iBooks」。
 本棚のメタファーを使ったUIの動きを見ていると心拍数があがってきます。
 読みたい本の表新をタップするとズームインしながら表紙が開く。ページをフリックするとページがめくれる。それらのアニメーションは非常にスムーズで楽しいです。
 また、本を購入する時に購入した本が自分の本棚へ移動するその動きもとても楽しいです。
 本当に文章で説明しきれないこのもどかしさ。
 それにしてもこの「iBook」っていうネーミング!インテルのCPUに移行したときにそれまでのPoweBookとiBookをやめてMacBook/MacBook Proという名前に変えた頃から、この構想はあったんでしょうかね?Appleならば有り得ない話ではないかもしれません。もし、そうならば、かなり以前からiPadやiBooksの構想が動いていたのかもしれません。
 そしてキーボードが使えます!予想に反してBluetoothではなく、ドックコネクタに差し込むタイプのようですが、これは多分、ドック兼スタンドのバリエーションとしてのデザインではないかという気がします。Appleのワイヤレスキーボードがいきなり動くんじゃないかっていう気がします。
 いずれにしてもiPadでキーボードでの入力が可能ならば、iPhone/iPod touchでも出来るようになる可能性は十分ありますね。
このブログでも既に何度か書いていますが、昔、Palm用にターガスなどから出ていた折りたたみ式のBluetoothキーボードのiPhone/iPod toucバージョンが出て欲しいです。
 この手のアクセサリーもiPadの発売と同時にどんどんリリースされるでしょうね。
 発表翌日にケース、カバーなど数社からのリリース予告がありました。
 以外と早くアプリケーションの開発表明もありました。
 日本では、インフォテリアとユビキタス・エンターティメント(UEI)が開発表明していました。
 UEIの清水社長は最近、アンドロイド、特にNexs Oneにご執心でiPhoneがiPod touch状態になっている(要するに音楽を聴くときとゲームをやるくらいにしか使っていない)などとTwitterでさえずりまくっていたので、もうiPhone熱が冷めてしまい今後はiPhoneアプリの開発をやらないのかな?と思っていましたがiPadを結構、気に入ったようでZept Padとi書道をiPadに対応させるそうです。
 Zept PadはiPod toucに最初にインストールしたアプリのひとつなので、メインのメモアプリとして使ってきていたので愛着のあるアプリですが、清水社長が昨年の秋くらいからアンドロイド熱にとりつかれているようで、もうZept padのアップデートは見込めなさそうな気がしていたので、Evernoteなどの他のアプリの導入を検討していたところですが、もうちょっとZept Padを使いながら様子を見る事にしましょう。
 アプリ開発といえば、世間ではFlashの非対応とマルチタスク非対応への批判が随分と出ているようです。
 Flashについては、スティーブ・ジョブズが「Flashはバギー、Safariがフリーズする原因の多くは、Flashが原因」などと言っているようです。
 確かにFlashは、CPUパワーを必要とするアプリで、モバイル機器には不向きかなという気もしますが、ジョブズが言っていることがFlash非対応の理由の全てとも思えませんね。
 Flash職人の作るFlashアプリで、appstoreによるAppleのコントロールが思うようにできなくなるとか、FlashをiPhoneの中でプロットフォーム化しようとしているのではないかなど、いろいろな理由が考えられます。
 HTML5の実用化が目前となっている現状では、Flashのwebデザインの中での重要性は低くなっている事は否めません。やはりアドビに買収されてしまったことがFlashの運のつきだったのでしょうか。
 マルチタスクの非対応は、ちょっと意外でした。
 PA Semiチームが設計し、多分、サムソンあたりが製造したと思しきA4チップのパワーと省電力性でマルチタスクとなってもおかしくはなかったと思います。
 しかし、今夏にリリースされるものと思われる新iPhoneとOS4.0でiPadとiPhoneが同時にマルチタスク化されることを期待しています。
 同時に動かされるタスクを3〜4程度に限定するならば、それほどマルチタスクは難しくないのではないような気がします。
 
# by t_maity | 2010-02-02 00:17 | Macintosh

錯乱状態極まる

 Appleのスペシャルイベントがカウントダウンに入っているが、噂系サイトやIT系メディアやブロガー達の情報も錯綜を極めているようだ。
 Gizmodo Japanの「絶賛情報錯綜中のアップルタブレット。もう何も信用できません…」というタイトルで大笑いさせていただきましたが、その内容はなかなか笑うことができないものでしたね。
 →http://www.gizmodo.jp/2010/01/twitter_15_istate.html
 FAKEといってしまえば、たいしたことのない話にも聞こえますが、結局は嘘情報ということですからね。噂=嘘といっても過言ではないでしょう。
 
 CNBCのニュース番組で、米出版大手McGraw-HillのCEO、Terry McGraw氏のタブレットの存在を認めるというインタビューが流れたということで、いよいよタブレット発表か!といろめきたつ人や、やはりデジタル書籍だったか!と納得する人も多いことでしょう。
 でもね~、今回のスペシャルイベントの招待状のグラフィックを見る限りはデジタル書籍という印象は薄いんですよね。
 あのキャンバスに色とりどりの絵の具が叩きつけられている感じっていうのは、どうしてもグラフィックよりのものを想像させられてしまうんですよね。
 だいたい、Amazonのkindleによりアメリカでのデジタル書籍の購読数がどのくらい伸びているのかが全くわからないので、なぜこれだけメディアやブロガーが騒ぐだけのかピンとこないわけです。
 この手の専門の書籍リーダーにより、本というメディアのデジタル化が進むかどうかも疑問ですね。
 マルチメディアという言葉が流行っていた90年代に日本のヴォイジャーというメーカーから「T-Time」というデジタル書籍リーダーアプリが出され、MacWorld Expo Tokyoで入手し使っていたが、その当時の印象としては「本のデジタル化はなかなか難しい」というものだった。けっして読みづらいというわけでもなかったのだが、その当時のディスプレイの解像度やサイズなどもあり、必ずしも快適に読書が楽しめるという状況ではなかった。
 どちらかといえば、本のページの中に画像、影像、音声などのマルチメディア情報を付加できるという新しい情報形態が得られるということの方に関心があったような気がする。
 しかし、このT-Timeの出現により「青空文庫」なども生まれ、コンピュータのディスプレイで本を読むという形態は確実に育ってきたように思う。
 ただ、この頃、ちょっとした問題だと思っていたのは、デジタル書籍として出されていたものが、雑誌ではなくハードカバーの小説などの「書籍」系のものが多かったことだ。
 現在の出版界において、紙などの資源をもっとも消費しているのは雑誌だと思う。
 デジタル化を進めるならば、これら雑誌からだと思うのだが、実際には小説や文芸、評論などのハードカバーや新書系の書籍などの単価の高いもののデジタル化が先行するのは、ちょっとした問題だと思う。
 僕は、「本」という「モノ」を非常に愛しており、本を捨てることができないため家の中が大変なことになっているのだが、雑誌類がデジタルデータとなるだけでも本の数は大分減らすことはできるはず。
 資源の枯渇やゴミ処理問題などを考えると、本という「モノ」の形態を将来に残していくためには、雑誌のデジタル化は不可欠なように思える。
 iPhoneで雑誌、新聞、マンガを購入できるしくみができたことは、非常に喜ぶべきことだった。
 雑誌のデジタル化は、印刷業界に打撃となるかもしれないが、現在のように本が売れない時代が続き、資源やゴミ問題がからんでくれば、いずれにしても打撃を受けるはずなので、今のうちからデジタル配信方面への変換を考えるべき時代なのだと思う。

 タブレットやデジタル書籍など、これまでなかなか一般化できなかったものをAppleが手がけるという噂がこれだけ多方面から湧いて出てくるのは、業界自体がAppleのMagicを願っているということだろうか?
 Appleから発売されるタブレットが魔法のようにこれまで滞っていた全ての問題を解決して、モーゼのように自分たちを引き連れて行ってくれると願っているのだろうか?
 
 あと数時間後に本当にAppleからタブレットが発売されたとして、Terry McGraw氏の話が本当だとしても、それは単にひとつの要素ではないかと思う。
 デジタル書籍のほかにもゲームや音楽、グラフィックなどいろいろなパートナー企業が次々とステージ上でプレゼンを繰り広げるのではないでしょうか。
 しかし、映画やTVプログラム同様に企業の傲慢さ故に日本のユーザーはデジタル書籍からも可能性も高そうなことを考えると頭が痛いけどね。
# by t_maity | 2010-01-27 23:42 | Macintosh

Tabletに関する疑問点まとめ&Wish list

 来週(日本時間28日午前3時頃)にAppleのスペシャルイベントが開催れることが正式発表され、世の中ではいよいよタブレットが発売か!?と大騒ぎとなっている。
 しかし、日頃から噂系サイトに踊らされて噂話の増幅装置となっているブログやTwitterを見ては苦々しく思っている身としては、この話題についてはあくまでも個人的な疑問点や希望的観測のWish listをまとめるにとどめておきたい。
 まずは、疑問点のまとめから。

1 タブレットはモバイルデバイスか?
 いろいろな噂は出ているものの、最近になりタブレットの画面サイズは8〜10インチくらいで落ち着いている。
 このサイズとなった場合、Appleの位置づけとしてはiPhoneのようなモバイルデ バイスなのか、MacBookのようなラップトップのどちらになるのだろうか。
 タブレットを期待する人の多くがモバイルデバイスを前提として考えているような気がするのだが、8〜10インチの大きさではiPhoneのような機動力は望めないような気がする。
 よく、iPhoneとMacBookの間を補間するようなデバイスなどという噂話を聞くのだが、この手の話をする人というのは、Apple製の「ネットブック」という単純な発想しかないんじゃないかな?

2 通信には対応するのか?
 はたして、どのような通信方式に対応するのだろうか?
 この大きさの携帯電話というのも考えづらい。
 3G回線をつかったデータ通信に対応するのか、Wi-Fi対応にとどまるのか。

3 タッチパネルの方式は?
 タブレットのタッチパネルは、iPhoneと同様の静電容量方式となるのか、それとも感圧対応の方式となるのか、それともハイブリッドな方式となるのだろうか。
 スクロール、ドラッグ、フリックなどのiPhoneの快適なコントロールは、静電容量方式のタッチパネルならではのものと思える。
 しかし一方、グラフィックアプリを使用する場合に指で線を引くのは、なかなか思うようにはいかないものだ。スタイラスを使いたくなるし、さらに感圧方式で線の太さや強さなどをコントロールしたいというユーザーも多いと思う。
 静電容量方式、感圧方式のハイブリッドタイプのタッチパネルってないものでしょうかね?

4 CPUはPA Semiが設計したもとなるのか?
 2008年にAppleが省電力タイプのCPUを設計するPA Semiという会社を買収したのだが、このことはiPhoneやタブレットなどのCPUを設計するためと思われている。
 買収から2年経過する現在ならば、それなりに成果が上がっている頃ではないだろうか。
 能力の高く、バッテリーの持ちのいいデバイスが出て欲しいものだ。
 ただ、このPA Semiは、Power PC系のCPU設計をする会社なので、ARM準拠のCPU設計をするものかどうかは不明。
 そういえば、このPA Semiのことをどこぞのハイエナネットラジオ局のSとかいうアンチアップル感情むき出しのおっさんが「CPU工場をAppleが買収して何か
やろうとしてる」とかなんとかネチネチとまるでAppleがCPU製造に打って出るかの誤解を受けるようなことを度々言っているのだが、PA SemiはあくまでもCPU設計の会社であり、AppleがCPU製造をするわけではないので、例のポッドキャストをお聞きの方は誤解の無いようお願いしたいものです。

4 タブレット単体でアップデートできるものなのか、iPhoneと同様にiTunes経由が前提となるの か?
  iPhoneユーザーからよく聞く話で、OSのアップデート等もわざわざiTunesに繋がずにiPhone単体で行えるようになればいいのに。というものがある。
  僕自身としては、ダウンロードの最中にエラーなどが起きる場合があるので、そのような場合の保障として、iTunes経由というのは悪くないと思っているし、iPod機能を持つデバイスとして最低限の著作権管理として特定のMacと同期できるようにするためにiTunes経由は必要な機構なのだろうと思っている。
  しかし、これがタブレットとなるとMacを母艦にする必要があるのかどうか疑問に思えてくるし、そもそもiPod機能付きかどうかも微妙なところではないだろうか。
  さらに、ドックコネクタは搭載されるのだろうか?

 Mac系テクニカルライターの林信行氏がポッドキャスト「Apple Clip」に出演した時に林さんのところに届いているという噂話の内容では、サイズのでかいiPhoneというイメージらしいのだが、自分にとってそれはほとんど意味がないような気がする。
 画面サイズ10インチの携帯電話?
 3G回線ものっかるんだろうね?
 通常のiPhone 3GSと大きなiPhoneの2台持ちとかするのかな?
 タブレットタイプのデバイスなら、Wi-FiとイーモバイルとかWillcom 3Gのデータ通信カードをつなぐためのUSBとかExpress Cardスロットがあればいいんじゃないかな?
 どうしもそんな単純なものを作るために、Appleが2年も3年も費やすとは思えないんだけどね。

それでは、Wish listを。
タブレット編
1 iPhoneの機能を全部のせにして欲しい。
2 タッチパネルは、静電容量方式、感圧方式のハイブリッドタイプにして欲しい。
3 CPUがPA Semi設計の高速かつ低省電力のものとなり、バッテリーの持ちが良くなっていると嬉しい。
4 USB、Express Cardスロットがついていて欲しい。FireWireがついていると尚嬉しい。USB3.0最初の搭載機種となるというのもいいかもしれない。
5 外側用カメラと内側用カメラがついていると嬉しい。
6 OSの機能としてハイパーカードかそれに近いものが実装されていると嬉しい。凄く嬉しい。
7 Bluetoothのキーボードで文字入力ができてくれれば、とっても嬉しい。

iPhone編
1 CDMA方式バージョンをリリースして欲しい。
  要するにauから発売できるようなiPhoneを発売して欲しい。
  自宅がソフトバンクの圏外という最悪の状況のため、いまだにiPhoneをゲットできずにいる。ソフトバンクのサイトに用意されている改善要望は数度出しているのだが、改善されそうな感じがまったくないので、ソフトバンクと比較して接続状況のいいau回線を使えるようなれば、晴れてiPhoneユーザーとなれるので。

2 CPUがPA Semi設計の高速かつ低省電力のものとなり、バッテリーの持ちが良くなっていると嬉しい。
3 外側用カメラと内側用カメラがついていると嬉しい。
4 パネルに有機ELか白色有機ELバックライトを採用してくれると嬉しい。
  ディスプレイパネルに有機ELか白色有機ELバックライトを採用することで、高精細な画面となり、バッテリーの持ちがよくなることが期待できる。

 タブレットは、まだ出るかどうかもわからないし、iPhoneはある程度完成度が高いので、現時点でこうなって欲しいというのもそれほど多くは考え付かないですね。

 こんなことを書いている中、今朝のマイコミジャーナルの記事「Appleがタブレットで目指すもの」の中で、「電子教科書として利用」ということが考えられるという部分を読んで、もしかしてAppleからタブレットがリリースされたら、アラン・ケイの提唱していた「ダイナブック」にもっとも近いデバイスの登場となるのではないかと思った。(東芝の恥知らずなダイナブックなどは論外!)     
 もしかしたら、メディアはAppleのタブレットについてアラン・ケイにインタビューしておくべきなんじゃないか?
# by t_maity | 2010-01-22 22:41 | Macintosh

Appleイベント

 年明けから噂が飛び交っていたAppleのイベントが、日本時間の1月28日午前3時から開催されることが正式発表された。
 今月の初めにこういった噂が流れだした時には、1月の発表はあまり意味がないのではないかと思い、単なるデマだろうと思っていた。
 と言うのも、昨年Appleは例年1月にサンフランシスコで開催されているMacWorld Expoに2010年から参加しないという発表を行っていたからだ。
 以前からExpoを主催しているIDGとAppleの間で、Expoの開催期間や場所などについて意見の相違があるという情報が流れており、場所については夏にニューヨークで行われていたExpoをボストンに変更したことで、Appleが夏のExpoへの参加を取りやめることになった。
 1月のExpoについては、ホリデーシーズンの終わった直後のイベントでは、新製品発表の場としての訴求力が弱いとAppleが考えていると言われていた。そして昨年のExpoがAppleの最後の参加となったわけだ。
 このことを考えると1月の新製品発表の大きなイベントについて懐疑的にならざるを得なかった。
 特に1月に発表、3月に発売!などという噂には今でも否定的だ。
 なぜなら、発表から2ヶ月で製品発表ということになれば、対応するアプリケーションや周辺機器の開発に間に合わないからだ。
 Appleがそんなリリースの仕方をするとは思えない。
 ここ数年、特にiPodのケースなどを作っているメーカーから新iPodのデザイン等の情報が駄々漏れ状態だったのだが、今回これらのサードパーティーからのタブレットに関するリークは無いに等しい状態だったことを考えると、Appleからこうしたサードパーティーへの新製品の情報は出されていないのではないか。要するに3月などという早期の発売はないということだ。
 もし、1月に発表で6~7月開催のWWDC後に発売ならば、アプリケーション等の開発の期間もそこそこあるので、現実的かもしれない。
 本当に1月発表、3月発売などということがあるとすれば、それは自分にとって最悪の製品の発表となる。なぜならば、発表から2ヶ月で発売ということは、現在のiPhoneアプリがそのまま使えるということになるだろう、それは解像度などもiPhoneそのままの単にサイズが大きくなっただけのものとなりそうな気がする。
 はたして、Appleがそんなものを出すだろか?
 サイズを大きくしただけのiPhoneにこれだけの時間をかけるだろうか?
 
 基本的にAppleは、ネットブックは出さない。まともなMacユーザーならば、本気でネットブックを欲しがるような人間はそう多くはないだろう。
 昨年、Willcom core 3Gに乗り換える時に店頭デモ用に使用されていた某社ネットブックをいじってみたが、とてもネットブックユーザーがいうようにサクサクと動いているとは思えないような動きだった。
 あの程度のものならば、現在のiPhone 3GSの方が完全に上をいっていると思う。
 ネットブックにできて、iPhoneにできないことなんて、そう多くは無いだろう。
 
 ネットブックを出さないとすれば、新しく開発している製品はある程度限られてくる。
 やはり、マルチタッチや各種センサーを利用したタブレット型機器というのは、もっとも落ち着く考えだ。
 しかし、タブレットPCは、これまでも数社からリリースされているが、とてもニッチな方面でしか使われておらず、一般的なものとはなり得ていない。
 Windowsもタッチパネルには対応しているのだが、ユーザーに素晴らしい体験をもたらしてくれるようなものとはなっていない。
 正直なところ、自分自身もある程度の大きさ(たとえばB5サイズ)のタブレット型のコンピュータの使いどころというものをイメージすることができない。
 iPhoneが素晴らしいのは、ポケットに入るサイズでノートパソコンにも負けないくらいの機能があることだろう。
 iPhoneのスクリーンは3.5インチだが、これが5インチ以上の大きさになったら胸ポケットに入れるのはさすがにキツクなるだろうから、バッグの中にいれて持ち運ぶことになる。
 これだと、ノートパソコンと変わらなくなる。これならばキーボード入力のできるMacBookの方に分があるような気がする。
 タブレット=モバイルではないということだろう。
 そのようなことを考えていると、日常生活の中でタブレットを使っている場面をなかなか創造することができない。
 Appleならば、どのような再定義をしてくれるだろうか?

 それから、タブレットと想定されるApplenの新デバイスを動かすOSがMac OS X かそれともiPhone OSか?などという話をする者がいる。
 この話は、どこぞのハイエナネットラジオ局を主催する先天性中二病中年が言い出した事だが、この与太話が関西の老舗ユーザーグループの代表がやっているポッドキャストなども巻き込んだりしているのだが、このMac OSかiPhone OSかという話はまったく無意味だ。
 iPhoneが発売された当時のApple幹部のインタビュー記事などを検索して拾い出してみて欲しいのだが、iPhoneを動かしているOSは「Mac OS Xそのもの」だと言っているはずだ。
 マルチタッチや各種センサーをもつ『iPhone」というデバイスをコントロールするためにMac OS Xを拡張したものがiPhone OSというわけだ。
 AppleがiPhoneのサイズをデカクしただけのものを出すような事でもしない限りは、新デバイスには新たなインターフェイスが作られているはずだし、そのインターフェイスや機能に最適化した拡張Mac OS Xが作られているはずなのだから。
 先週くらいからFingerworksのサイトが消滅したことをタブレット発表に関連づける記事が見られたが、このiPhoneのインターフェイスのルーツともいうべきFingerworksとマルチタッチインターフェイスの難しさについて、一昨年の8月にCopy&Pasteという記事を書いたのだが(http://maity.exblog.jp/9588202/)ここのところのFingerworks関連の記事を見ていると、基本的な情報収集が甘くて、噂系サイトに踊らされて噂話を増幅させているだけなような気がして残念だね。

 CESでHPが開発中のタブレットの試作機を展示していた、しかもHP Slateなどという名前をつけて。
 Appleがタブレットを出してくると考えた場合、早めに自社でも手を売っておかないとAppleにiPhone同様の独創を許してしまうの怖くて、一刻も早く手を打っておきたかったというところだろう。
 Appleの独走を許すのは怖い、しかし、ユーザーエクスペリメントはOSにゆだねられている。Windowsは論外だし、アンドロイドもタブレットとして使う場合の場面が創造できない。
 Appleがタブレットでの素晴らしい体験を見せてくれるのをユーザーだけではなく、ライバル企業も息を呑んで期待している。そんな感じなのではないだろうか?
 簡単に言えば、はやく自分たちのパクリの元ネタを見せてくれ!といったところだろう。
 iPhoneによってスマートフォン全体の需要が底上げされたように。
 
 しかし、今回のイベントの招待状のデザインはなかなか深読みを誘発するものだ。
 キャンバスに色とりどりの絵の具が打ちつけられ、その中心にAppleのロゴが浮かび上がっている。
 グラフィックユーザーに期待をいだかせてくれるようなデザインだ。
 正直、イベントの内容を教えてくれるようなものとは思えない。
 最近のAppleからのイベントの招待状は、イベントの内容を説明するようなデザインが多かったのだが、今回はよくわからない。
 CNETのバックナンバーに「招待状で振り返るアップルイベント」という記事がのっている。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20380046,00.htm
 最近になるほどに、イベントの内容を示してくれるようなデザインとなっていると思う。
 しかし、今回の招待状は...
 タブレットという情報がなければ、MacBookやiPhoneにカラーバリエーションが出るのではないかと思ってしまうようなデザインだ。
 しかし、最近はMacBookはこれといった発表イベントもなく、ひっそりとニュースリリースが出るだけのパターンになってしまっているし、iPhoneといえどもカラーバリエーションモデルだけで、大掛かりな発表イベントを行うと言うことも考えにくい。
 もし、今回のイベントで発表されるのがタブレットだとすれば、噂で言われているようなiTabletやiSlateではなくて、「iPalette」や「iCanvas」と呼びたくなるようなものではないだろうか。
 いずれにしても、あと1週間で真相がわかる。
 この1週間、ジャンク情報をかき分けて行かなければならないことを考えると気が重いが。
# by t_maity | 2010-01-20 00:17 | Macintosh